RTC- 8564JE/NB,RX- 8564LC

DC特性 計時動作 初期設定 端子処理
レジスタ設定 時刻・カレンダ機能 アクセス動作 (READ/WRITE)
タイマ−割込み機能 その他    
 
DC特性
消費電流
Q アクセス中に、バックアップ状態となった場合の消費電流は、直にバックアップ時の消費電流(275nA, 3V)となるのでしょうか? それとも、I2C部のBUSタイムアウト1sの間は異なる消費電流値となりますか?
その場合、電流値はどのくらいですか?
A バックアップ時電流へ移行時間は、お使い頂いている状態で異なります。

アクセス中にバックアップ状態になるのは、「SCLのパルス供給が停止された状態 」を指します。
リアルタイムクロックモジュールの消費電流は、バックアップ状態と同じ値になります。
但し、リアルタイムクロックモジュールが "L"出力の出力状態で、プルアップラインに電位がある場合は消費電流が生じます。この場合 は一定時間後(BUSタイムアウト機能動作後)にバックアップ時電流になります。
 
計時動作
タイマ機能 (1/60Hz設定時動作)
Q 分単位でのタイマの使用を考えていますが、初回動作時は1分よりも早いタイミングで出力がされます。 (例えば、設定実施から、20秒後に出力がされます。)この原因や内部処理について教えてください。
A 初回動作時は設定よりも、早いタイミングで出力がされるロジックとなっています。

ソースクロック 1/60Hz設定="分"タイマでは、内部の分桁更新時に、カウントダウンするようになっています。
このため、例えば、タイマを内部計時が40秒のときに、"1分後"に設定した場合、残り20秒ほどで分桁が更新されます。この場合、1分より早いタイミング(20秒早いタイミング)で、/INT端子へ"L"が出力されます。
計時異常
Q 時計データを読み出してもデータが更新されず、常に同じ時間となりスタート時からカウントアップされません。考えられる原因はなんですか?
RTC-8564NBを使用しています。
A 内蔵水晶振動子が発振していない可能性があります。

原因としては下記が考えられます。
・製品裏面の金属端面部(点線円で囲んだ部分)と、基板パターンが接触して、内蔵水晶振動子が発振しない。
・落下などの衝撃によって内蔵水晶振動子が破損している。
いずれも水晶振動子が発振していないと、時計が動きませんので、読み出した時計データに変化はありません。

 
初期設定
初期電源投入時の内部状況
Q パワーオンリセット時の初期値は、確定しないものですか?
A 確定しません。

初期電源投入時は、(一部を除き) 全てのデータ・ビットは不定です。 必ず 初期設定をしてください。
※初期電源投入時、FD1ビット,FD0ビットは"0"にリセットされます。 また、 FEビット,VLビットは"1"にセットされます。  (他のビットは不定です)
 
端子処理
バックアップ時の、SCL,SDA端子の処理方法
Q バックアップ時は、SCL端子,SDA端子は プルアップの必要がありますか?
A プルアップの必要はありません。

バックアップ時のSCL端子,SDA端子は、フローティング(または VDDレベル, GNDレベル)でも使用できます。但し、入力端子が中間電位にならないよう、ご注意ください。
CLKOE,SCL,SDA入力端子処理方法
Q CLKOE,SCL,SDA入力端子は、製品内部でプルアップ抵抗やプルダウン抵抗に接続されていますか?
接続されていない場合は、どのように処理すればよいですか?
A 内部では接続されていません。"L"か"H"へ接続してください。

製品内部でプルアップ抵抗、プルダウン抵抗には接続されていません。
CLKOE端子は、使用目的に応じて"L"か"H"へ接続してください。
またSCL端子,SDA端子のプルアップ抵抗の値は、バス容量と通信スピードなどにより設定してください。
 
レジスタ設定
STOPビットをゼロクリアしたときの動作
Q STOPビットをゼロクリアしたときの 計時の状態はどうなりますか?
A STOPビットを「1→0」にすると、秒未満の内部カウンタは「+0.5秒」の状態になります。

STOPビットをゼロクリアしたときは、0.5秒後に最初の秒の桁上げが発生します。(以降の桁上げは1秒周期となります。) 初期値を「+0.5秒」とすることで、データ設定時の誤差を ±0.5秒以内にしています。
 
時刻・カレンダ機能
カレンダ機能
Q アプリケーションマニュアルには、「2001年1月1日〜2099年12月31日まで オートカレンダ機能によって更新します」とありますが、西暦の上位2桁はどのように識別されますか?
A 上位2桁は識別されません。

西暦データは西暦桁の下位2桁及びCビット(Century bit)を有しております。西暦データは下位2桁の設定が可能ですが、上位2桁の設定はできません。上位2桁はユーザー 側で設定してください。
カレンダー機能
Q カレンダ機能の対応できる年数はいつまでですか?
A 対応年数の範囲制限はありません。

西暦データは西暦下位2桁に対応したレジスタがあり、データは00〜99を循環します。うるう年は2099年まで自動補正されます。
 
アクセス動作 (READ/WRITE)
アクセスに関する「BUSタイムアウト機能」とは
Q アプリケーションマニュアルに、アクセス時の注意事項として「1秒以上の時間がかかった場合は、 内部のBUSタイムアウト機能によりI2C-BUSインタフェースがリセットされます。」とあるが、具体的にはどのような状態になりますか?
A アクセス状態が強制終了します。

本製品のSCL,SDAが、共に入力状態に移行します。
書き込み時) 正しいデータが書き込めません。 /ACKも返答されません。
読み出し時) 事実上、全て"1(=FFh)"が読み出せます。
※通信を再開するには、スタートコンディションからやり直してください。、またアドレス指定もやり直してください。
データアクセス
Q アプリケーションマニュアルには、「START condition 送信から STOP condition 送信までの一連の通信を1秒以内に終了させてください。1秒以上の時間がかかった場合、BUSタイムアウト機能によってI2C-BUSインターフェースは自動解除されて待機状態になります。」とあ ります。
この「BUSタイムアウト機能」が働くまでの時間はどの程度ですか?
A 1秒〜2秒未満です。

ロジックでは、 アクセス中に2回の秒更新が生じた場合は、タイムアウト処理がされます。
 例) 現在 1.1s の場合、内部が 3sになったとき ⇒ 1.9s後にタイムアウト処理
 例) 現在 1.9s の場合、内部が 3sになったとき ⇒ 1.1s後にタイムアウト処理
アクセス中は、読み出しデータを固定するために内部の秒更新が停止し、アクセス終了時に1秒を補正します。但し、バスタイムアウト時に2秒の秒更新が発生 しても、補正は 1秒です。このため、1秒の計時ロス(=計時が遅れる)となります。1回のアクセスは 1秒以内となるように、ご注意ください。
 
タイマ−割込み機能
 
その他