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プレスリリース

2006年6月6日

チャタリングフリー(*1)入力検出ポートを搭載した
リアルタイムクロックモジュール「RX-4575LC」を商品化

エプソントヨコム株式会社(社長:加々美 健雄)は、この度、水晶振動子内蔵のリアルタイムクロックモジュールに、外部入力信号を検出して割り込み信号を発生する機能を搭載した「RX-4575LC」を商品化いたします。サンプル価格は900円/個で、2006年6月よりサンプル出荷を開始しました。

小型電子機器が高機能化されるに伴い、メインCPUやコントローラICは、入出力ポートが不足傾向に有り、設計者は多岐に及ぶ信号の取捨選択を余儀なくされています。

エプソントヨコムではこのようなハードウエアのリソース不足を緩和するために、チャタリングフリーな入力ポートを2端子搭載した、多機能リアルタイムクロックモジュールを商品化いたしました。

これにより、チャタリング除去用外部回路の削減と、各種信号を検出する入出力ポートの確保ができ、より容易な回路設計が可能になります。

【入力検出ポートの特長】

  • 入力信号の検出:ハードウエア割り込み信号の発生、あるいは、シリアル通信によるソフトウエアモニターをシステムに応じて選択利用が可能
  • 各入力ポートに、プルアップダウン抵抗が内蔵:任意に接続開放することが可能
  • チャタリング吸収時間の可変:入力信号の検出応答性を高精度に設定可能
  • 信号検出後のタイムアウト機能:入力信号を検出後に、内蔵抵抗を自動開放するパワーセービング機能が利用可能

【主な仕様】

項目 RX-4575LC仕様
動作電源電圧 1.6 V ~ 5.5 V
待機時消費電流 0.35 µA ( Typ. ) / 3V
チャタリングフリー可変レート 8ms , 31ms , 62ms , 125ms
プルアップ / ダウン 抵抗値 60 kΩ ( Typ. ) / 3V
外形寸法 3.6 × 2.8 × 1.2mm(VSOJ-12pin)

  • 3線式シリアルインタフェース
  • 32.768 kHz水晶振動子内蔵 :周波数精度5±23×10-6
  • うるう年自動補正付き、フルカレンダークロック
  • 日 , 時 , 分 アラーム  12bitタイマ割り込み機能
  • 入力検出 × 2端子
  • 割り込み出力 × 2端子
  • OE付き 32.768kHz C-MOS 出力

【用語説明】
(*1)チャタリングフリー:

スイッチ信号の入力部に、一定時間以下の短い信号を除去するフィルター回路を設けて、チャタリング現象を無視できる回路を構成した状態を、チャタリングフリーな入力回路と言います。

押しボタンのようなスイッチは、操作のときにチャタリングという現象が発生します。これはスイッチをON/OFFする瞬間に、電気接点が微小時間の衝突を繰り返して、電気信号が何度も発生してしまう現象のことです。一回の信号発生操作が、複数の信号発生になるため、この信号を電子回路に直接繋ぐと誤動作の原因になります。このようなトラブルを防止するための回路です。

プレスリリースのダウンロード (PDF 140KB)
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