プレスリリース
2010年9月1日
高感度、広検出範囲のジャイロセンサ「XV-3700CB」を量産開始
エプソントヨコム株式会社(社長:矢島 虎雄)は、このたび、モーションUIの入力デバイスとして最適な高感度、広検出範囲のジャイロセンサ「XV-3700CB」を商品化し、量産を開始いたしました。
人やモノの動作をより正確にセンシングするには、低速から高速までの角速度をより広い範囲で検出する必要がありますが、一般的なジャイロセンサにおいては、検出範囲の広さと安定度・ノイズ特性の両立が課題となっておりました。
「XV-3700CB」は、既存商品「XV-3500CB」の低ノイズレベルと高ゼロ点安定性を継承するとともに、公称感度が0.8 mV/(°・s-1)の高速モード(検出範囲:±1500 deg/s)と3.624 mV/(°・s-1)の低速モード(検出範囲:±300 deg/s)の2つのモードを同時に出力することで、広い動作範囲を高精度に検出することが可能です。
これにより、人間の行動、運動解析やRCヘリコプター等の姿勢制御を正確に検出するモーションUIの入力デバイスとして、各種コントローラや3Dマウス等、モーションセンシング用途を目的とした機器の性能向上に貢献いたします。
なお、10月5日(火)~10月9日(土)に幕張メッセにて開催されます『CEATEC JAPAN 2010』展示会場のエプソントヨコムブース(ブースNo. 6E29)にて、本製品を含む水晶デバイスの展示を行います。
- 1) 低速モード/高速モードを1パッケージでセンシング可能
- 2) 当社アナログ回路技術により2信号同時出力に対応
- 3) XV-3500CBの性能を継承した低ノイズレベルを実現
- 4) QMEMS(*1)技術による高精度ジャイロ素子の採用で、高ゼロ点安定性を実現
| Item | Unit | Specifications | Condition | |
|---|---|---|---|---|
| Typ. | ||||
| Supply voltage | V | 2.7 ~ 3.3 | ||
| Operating temperature | ℃ | -20 ~ +80 | ||
| Scale factor | Output 1 | mV/(°・s-1) | 0.8 | |
| Output 2 | 3.624 | |||
| Rate range | Output 1 | deg/s | +/-1500 | |
| Output 2 | +/-300 | |||
| Scale factor tolerance | % | +/-8 | Ta=25℃ | |
| Scale factor variation with temp. | % | +/-5 | VDD=3.0V Ta=25℃ Based | |
| Bias output | mV | 1500 | Ta=25℃ | |
| Bias variation with temp. | Output 1 | mV | +/-50 | VDD=3.0V Ta=25℃ Based |
| Output 2 | +/-100 | VDD=3.0V Ta=25℃ Based | ||
| Reference voltage | mV | 1500 | Ta=25℃ | |
| Size | mm | 5.0 x 3.2 x t1.3 | ||
(*1)QMEMS
高安定・高精度などの優れた特性を持つ水晶素材である「QUARTZ」と、「MEMS」(微細加工技術)を組み合わせた造語です。半導体を素材としたMEMSにならって、水晶素材をベースに精密微細加工を施し、小型・高性能を提供する水晶デバイスを「QMEMS」と呼んでいます。
「QMEMS」は、エプソントヨコムの登録商標です。
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