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身のまわりの水晶デバイス - 携帯電話

TCXO(温度補償水晶発振器) RF回路用・GPS回路用・メインロック用

携帯電話が真夏の暑い海岸でも、真冬のスキー場でも使えるのは、このTCXOのおかげです。携帯電話にとって一番大切な無線回路(RF回路)やGPS回路に使います。

タイミングデバイス:TCXO(温度補償水晶発振器)へ

ジャイロセンサ 手ぶれ検出機能などのモーションセンシング用

角度の変化を捉えるのがジャイロセンサの役目です。将来的には手ぶれ補正機能だけではなく、モーションセンシングなどにも応用が検討されている新しい製品です。

センシングデバイス:ジャイロセンサへ

音叉型振動子/リアルタイムクロックモジュール 時計機能用・サブクロック用

携帯電話の時計機能は音叉型振動子から発せられる正確な周波数を利用しています。リアルタイムクロックモジュールは、その音叉型振動子に時計用のICを組み合わせた複合製品です。待ち受け時など高速処理を必要としないときには、音叉型振動子を使用することで、携帯電話全体の消費電流を抑えます。

タイミングデバイス:音叉型振動子へ

タイミングデバイス:リアルタイムクロックモジュールへ

VCXO(電圧制御水晶発振器) ワンセグチューナ用

ワンセグ放送を受信するにはVCXOがとっても 便利。AT型の水晶振動子に発振回路と電圧制御機能を付け加えたこの発振器は、電圧をコントロールすることで発振周波数を可変させることができます。常に基地局の電波のズレを追随し、その基地局の周波数との同期をとるのに役立っています。

タイミングデバイス:VCXO(電圧制御水晶発振器)へ

SAWフィルタ 送信用、受信用フィルタ

携帯電話の中や外にはたくさんの電波が飛び交っています。その飛び交っている電波の中から使いたい周波数だけを通すのがSAWフィルタの役目です。

1980年代

携帯電話が登場した1980年代、当時話題となった「ショルダーフォン」は、その名の通り、肩からかけるタイプでした。搭載されていたTCXOも4.0ccほどの容量があったのです。

1990年代

やがてアナログ形式の携帯電話が発売、1990年代には手のひらに収まるサイズになり、水晶デバイスも当初の1/10ほどの容量になりました。

2000年代

2000年代に入ってからは、インターネットやデジタルカメラなど、電話やメール以外の機能も充実。それに伴い、必要とされる水晶デバイスの機能や個数も増え、容量にも劇的な変化が見られます。

2006年以降

2006年以降はいよいよ携帯電話の高性能・超薄型の時代に突入。QMEMSを始めとする新技術によって、より軽量でより小型、薄型の水晶デバイス製品が求められています。