
ジャイロセンサとは、物体の角速度の変化を検出するデバイスです。検出された角速度を電気信号に変え、電子機器に必要な機能を導き出します。
ジャイロゴマが回っているところを想像してみてください。コマのように回転運動をしている物体には、外からの力が加わらない限り、自然にその回転を維持しようとする性質があります(慣性の法則、角運動保存の法則)。その回転しているコマの軸を、横から少し突いてみるとどうなるでしょうか。大きくアタマを振りながらも、頑張って回り続けようとしますよね。回転している物体に、角速度などの外の力が加わると、その外力を打ち消す(見かけ上の)力が働きます。この力のことを「コリオリの力(ちから)」と呼びます。
この原理を利用して、コリオリの力によって発生する回転運動(振動)から角速度を検出するのが、ジャイロセンサの仕組みです。


ジャイロセンサの代表的な用途をご紹介します。
手ぶれ補正

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「手ぶれ」とは、カメラを持つ人間の関節を中心とした回転運動です。この回転運動の角速度を検出し、逆方向に光学系部品やCCDを瞬時に動かすことで、手ぶれによる画像のぶれを補正します。
姿勢制御

世界最小の飛行マイクロロボット。超小型CMOSカメラを搭載し、空中から撮影した画像を送信できる。
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運動をしている物体の「ずれ」や「傾き」を検出する機能にも、ジャイロセンサが使われています。姿勢を正しく保つための姿勢制御などに用いられます。
