
タイミングデバイスとは、電子機器において、正しい時間とスピードで情報を送るためのタイミング信号や連続した同期信号を提供するデバイスです。電子機器は何百、何千、(何万?)というさまざまな部品やツールが集まって構成されていますが、それらは決して個々が自由気ままに動いているわけではありません。それぞれが足並みを揃えながらある一定のハーモニーを形成しているのです。その“指揮”をとる役割を担っているのが「クロック」であり、そのクロックを生み出しているのが「タイミングデバイス」なのです。
電子機器におけるクロックとタイミングデバイスの役割は、人間の身体に例えてみるとよいでしょう。タイミングデバイスを「心臓」とするならば、そこから送り出されるクロックが「血液」、そのクロックが生み出す周波数が「脈拍数」といえます。

水晶という物質が持つ圧電(あつでん)現象を利用し、一定の周波数を生み出すものを「振動子」「共振子」と呼びます。また、水晶振動子と発振させるための回路がワンパッケージになっているものを「水晶発振器」、特に時計で用いられる音叉型振動子に時計用のICがワンパッケージになっているものを「リアルタイムクロックモジュール」と呼びます

