水晶の持つ電気的な特性である「圧電(あつでん)現象」を利用し、一定の周波数を生み出す素子が「振動子」「共振子」です。ICなどと組み合わせて使用されています。

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その名の通り、楽器の調律に使う「音叉(おんさ)」のような形(U字)の振動片が左右に振動します。<屈曲振動>
音叉型の振動片が左右に振動する「屈曲振動」により、主に時計用の32.768kHzなどのkHz(キロヘルツ)帯域の周波数をカバーします。

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振動片の上面と下面が逆方向に動くように振動します。<厚みすべり>
水晶片の上面と下面が逆方向に動く「厚みすべり」により主に数MHz(メガヘルツ)〜数百MHz帯域の周波数をカバーします。

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「Surface Acoustic Wave(弾性表面波)」の頭文字をとってSAW(ソウ)と呼びます。振動片の表面のみに、振動が発生します。
振動片の表面のみに振動が発生する「弾性表面波」という特性を持ち、主に数百MHz(メガヘルツ)〜GHz(ギガヘルツ)帯域で共振(振動)します。
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「音叉型、AT、SAW … 名前の由来」
水晶はカットする角度によって振動モードが異なります。そのため人工水晶から水晶片を切り出すときには、目的とする用途や周波数に応じて、カットアングルを特定する必要があるのです。屈曲振動を生み出すのが「Xカット」と呼ばれるアングルで、形状的には音叉(U字)の形になるため、「音叉型振動子」と呼ばれています。厚みすべり振動を起こすためには「ATカット」が適切。このカットアングルがそのまま製品名に反映され、「AT振動子」となりました。
また、SAW 共振子は、その特長である“弾性表面波”の英語名「Surface Acoustic Wave」の頭文字からとった名称。水たまりに石をポンと投げ入れたときに水面に広がる波紋のような振動、それに近いイメージです。
